$ 0 0 兵庫県佐用郡佐用町大木谷に、平安時代を代表する陰陽師・安倍晴明と蘆屋道満の塚がある。2人が生死をかけ、最後の戦いを繰り広げた伝説の地なのだ。 近くには、世界最大級の「なゆた望遠鏡」を備えた兵庫県立大学西はりま天文台がある。「星ふるまち」と呼ばれるこの地に、天文に通じた2人の天才陰陽師の伝説。果たして偶然なのだろうか。 美しき棚田の風景を見下ろす高台に、ふたりの陰陽師がそっとたたずんでいる。